←この記事の前のページ
7時間のフライトの過ごし方
アメリカ税関申告書
アメリカ 税関申告書 約30分後、安定高度に達するとベルト着用サインが消灯し、アメリカ税関申告書が配布されました。難しい項目はないので、ホノルル到着までに必要事項を記入しておきます。
スクートの機内WiFi
スクートならではの特徴の1つである
機内WiFiを利用してみます。
今回の航空券購入時に「
100MBプラン」(USD15.99=約1,780円)を事前購入しておきました。シートベルト着用サインが消灯になった直後くらいから(巡航高度での飛行中のみ)サービスが提供されます。
SCOOT 機内WiFi スクートの機内WiFiサービスは、以前は通信量無制限で利用時間別に「3時間プラン」「7時間プラン」「24時間プラン」だったのですが、改訂されて以下のプラン構成になりました。
スクート機内WiFiプラン
プラン:通信量 | 価格 |
---|
ツイート20MB | USD4.00 (5.99)/速度64kbps制限 |
---|
エクスプロア50MB | USD9.99 (10.99) |
---|
サーフ100MB | USD15.99 (17.99) |
---|
インダルジ200MB | USD29.99 (32.99) |
---|
ビンジ500MB | USD59.99 (65.99) |
---|
※出発4時間前まで事前購入で割引料金。出発後の機内購入はカッコ内
※未使用データ分は乗継ぎ等で他の787運航便で継続使用が可能。
WiFiをONにしてアクセスポイントを探すと、「
ScootWiFi」が現れるので接続。ブラウザを立ち上げるとこちらのポータルにつながります。
「Get Wi-Fi」を選択して次の画面へ。
事前購入を行っている場合、アクセスコードが記載されたメールが届いているので、メールに記載されているアクセスコードをこのフォームに入力します。
認証が完了してインターネットへのアクセスが可能になるとこの画面が表示されます。
「100MBプラン」を利用しているので、画面には(最大)100MB分の(使用済)0MBと表示されています。
通信量の状態を時々確認することになるので、スマホなどで表示したこのタブは閉じないでおくと便利です。
通信量設定がシビアな中、身を切る思いでスピードテストを実行しました。その結果がこちらです。(使用通信量 4MB)
2017年8月に旧プランを利用したときは、下り0.51Mbps/上り0.08Mbpsだったので、下り速度に向上が見られます。(計測ツールの違い、使用地点や環境要因で変動はあると思いますので参考値として)
Webやアプリのスピードテストによっては30MB以上のデータを転送してテストするものもあります。新プランでは1回の実行で数百円払う羽目になるのでご注意ください。
スピードテストを終えたころには、搭乗機はこのあたりを飛行していました。
お楽しみの機内食
スクート 機内食パンフ 通常版とハワイ版
機内でのお楽しみといえばもちろん機内食です。
LCCjpの中の人がどれくらい機内食を楽しみにしているかというと、搭乗して座席についてから離陸して機内サービスが提供開始されて機内食のカートが座席の横に来るまで、機内食メニューを隅から隅まで眺めているくらい腹ペコにして楽しみにしています。
スクートのホノルル線には機内食メニュー「
scoot cafe」が2タイプ備え付けられていました。
左側が「通常版」で、右側が「ハワイ便/シンガポール直行便 特別版」です。通常版のホットミール(温かい食事)とライトミール(軽食)はこの路線では取り扱われず、特別版のほうのものが提供されます。
スクート 機内食パンフ ハワイ版
「特別版」のほうは4ページの見開きのみのページ構成で、ホットミール(温かい食事)とライトミール(軽食)だけが記載されています。
ドアクローズして出発から1時間15分経過した 20時50分、事前に購入していた機内食の提供が始まりました。先にもご説明させていただきましたが、LCCjpの中の人は1時間15分、メニューを見続けていたという、どうでもいいことをお伝えしておきます。
スクート 機内食 ビーフカレー
こちらが事前に購入していた「
ビーフカレー/コンボセット」 (事前購入価格1,720円)です。ドリンク(コーラまたはミネラルウォーターから選択可)と、大きなクッキー1枚がセットになっています。
スクート TR700便 ビーフカレー
早速いただきます! 福神漬けが乗っているところからも判りますが、日本式ビーフカレーで、金沢カレーのようにねっとりとコクのある中辛のルーが特徴的です。
大きく存在感のある牛肉とジャガイモがたくさん入っていて、味もボリュームも満足いく一品でした。
カレーもおいしかったのですが、サイドのクッキーがおいしかった。この日に提供されたのは merba(メルバ)というオランダのメーカーの「ホワイトチョコレート&クランベリークッキー」でした。リピートしたいので今度、カルディとかで探してみようと思いました。
ハワイ路線の機内食は高すぎる
スクート 機内食パンフ 通常版との比較
さて、お腹もふくれたところで、さっきの機内食パンフ、何かおかしいと思いませんでしたか。
シンガポールドル(SGD)のレートを記憶している方はピンと来たかと思いますが(もちろん私は覚えてませんでした)、ハワイ路線のホットミールは18SGD(約1,510円)、ライトミールでも15SGD(約1,260円)と、超高級品です! これはコンボ価格じゃなくて単品価格です。
通常版メニューではホットミールが12SGD(約1,000円)、ライトミールが9SGD(約750円)なので、50%高く設定されています。・・・た、高い!
富士山では標高が上がるにつれて商品価格が上がるのは常識ですが、ハワイ路線は巡航高度いつもより高めとかそういうの?(違う)
だからって持ち込みは禁止です
それじゃ搭乗前に食べ物買って持ち込んじゃうかと考えたりしますが、そこはこれ。
スクート 持ち込み飲食はダメ!
持ち込みでの飲食はダメってパンフレットに書いています。普通はそうですよね。
でもそこかしこで堂々と弁当やお菓子を広げて食べてたけど、どういうことなの?
うーん。ビーフカレーがおいしかったので他の機内食も食べたいですが、さすがにいつものように追加注文する気にはなりませんでした。
ハワイ路線とシンガポール直行便は機内食は割高なので、せめて
事前予約を忘れないように。
フライト長くても何とかなるよ
SCOOT 機内での過ごし方
機内食を楽しんだ後は、通信量100MBにビクビクしながら旅行情報を検索したり、Amazon Primeビデオでダウンロードしておいた動画を見たり、なんとか寝ることができたりしながら過ごしました。
ストレッチシートのおかげで、脚を伸ばしたり動かしたりが自由にできたので、旅疲れも気にならない程度ですみました。追加料金6,320円は払った甲斐があったなと思います。
スクート まもなくハワイ到着
初日の出ではありませんが、空の上から昇る太陽を拝みながらハワイに行けるなんて、本当にいい気分です。
それがスクートは
往復20,000円!
(大丈夫。きっとまたこういうセールやってくれますから)
もう「
すごい時代」としか言いようがないくらいすごすぎる。「きっといい時代に生きている」という実感がこみ上げてきて、ハワイに着く前に満足しちゃってる自分がいます。
ホノルル到着!
スクート ハワイ到着
ホノルル現地時間 朝7:20(日本時間 深夜2:20)、ハワイ/ホノルル ダニエル・K・イノウエ国際空港に到着しました。予定よりも少し短い、6時間45分のフライトでした。
[余談]100MBのありがたみがわかる機内WiFi
巡航高度から降下を始めるとまもなくWiFiが使用不可になります。
今回購入した100MBプランは、ハワイ到着目前で制限ギリギリまで使い切りました。(プランは使い切るまで有効なので、残ったデータ分は帰りのフライト等で継続使用できます)
普段は何気なく無制限に使っているデータ通信ですが、100MBってあっけないくらいの量ですね。
メールチェックしたらPDFが多数添付されてて自動ダウンロードが始まったときは、今すぐ帰国して送信者を殴ってやろうかと思いました。
スクート 大阪(関西)-ハワイ(ホノルル)線 TR700便の搭乗レポートは以上です。
この続きは、ハワイ滞在と帰国便のレポート 「スクート ハワイ(ホノルル)-大阪(関西)線 TR701便 搭乗レポート」でご覧いただけます。