国内主要航空各社は21日、2023年夏季繁忙期（8月10日から20日）の期間の利用実績を発表しました。

　利用実績の発表があったのは、国内LCCでは、ジェットスター・ジャパン、ピーチ・アビエーション、スプリング・ジャパン、ジップエアの4社で、国内LCC以外では、JAL、ANA、スターフライヤー、エア・ドゥ、フジドリームエアラインズ、ソラシドエア、スカイマーク。

　2023年夏季繁忙期は、国内線・国際線ともに搭乗率では各社概ね80％以上の高い搭乗率となりました。

　国内線ではジェットスター・ジャパンとピーチが90％以上、スプリング・ジャパンも国内2路線（新千歳/広島線）にリソースを集中して87％と好調です。

　国際線では、前年2022年の提供席数0席（運航なし）からの復活を遂げたジェットスター・ジャパンが台北・マニラ線の運航再開で搭乗率86.7％、同じくピーチも前年0席から続々再開させて搭乗率93.2％と高記録。ジップエアはマニラ・サンフランシスコ線など開設して前年比216％の旅客数と急成長を遂げています。

航空各社 国内線 利用実績

※2023年8月21日、各社発表の情報による

■ジェットスター・ジャパン
提供座席数：206,340席（前年 200,748席、前年比102.8％）
総旅客数　：189,270席（前年 172,588席、前年比109.7%）
搭乗率：91.7％ （前年86.0％、＋5.8pt）

■ピーチ・アビエーション
提供座席数：266,894席（前年 346,844席、前年比76.9％）
総旅客数　：247,733席（前年 252,903席、前年比98.0%）
搭乗率：92.8％ （前年72.9％、+19.9pt）

■スプリング・ジャパン
提供座席数：29,106席（前年 35,448席、前年比81％）
総旅客数　：25,448席（前年 23,335席、前年比109%）
搭乗率：87.4％ （前年65％、＋22.4pt）

■スターフライヤー
提供座席数：60,358席（前年比104.3％）
総旅客数　：53,447席（前年比122.1％）
搭乗率：88.5％ （前年75.7％、＋12.8pt）

■フジドリームエアラインズ
提供座席数：80,652席（前年比91.0％）
総旅客数　：69,750席（前年比107.2％）
搭乗率：86.5％ （前年73.6%、＋13.1pt）

■エア・ドゥ
提供座席数：95,883席（前年98,006席、前年比97.8％）
総旅客数　：86,746席（前年75,517席、前年比114.9％）
搭乗率：90.5％ （前年77.1％、＋13.4pt）

■ソラシドエア
提供座席数：92,906席（前年106,074席、前年比87.6％）
総旅客数　：78,295席（前年67,134席、前年比116.6％）
搭乗率：84.3％ （前年63.3％、＋21.0pt）

■スカイマーク
提供座席数：293,997席（前年296,652席、前年比99.1％）
総旅客数　：270,379席（前年250,348席、前年比108.0％）
搭乗率：92.0％ （前年84.4％、＋7.6pt）

■ANA
提供座席数：1,867,845席（前年1,747,192席、前年比106.9%）
総旅客数　：1,576,653席（前年1,282,310席、前年比123.0％）
搭乗率：84.4％（前年73.4%、＋11.0pt）

■JAL（JAL、J-AIR、HAC、JAC、JTA、RAC各社合計）
提供座席数：1,460,708席（前年1,544,452席、前年比94.6％）
総旅客数　：1,251,934席（前年1,108,177席、前年比113.0％）
搭乗率：85.7％（前年71.8%、＋13.9pt）