就航準備を進めている日本航空系LCC「ZIPAIR Tokyo（ジップエア・トーキョー）」は、5月14日に予定していた就航を延期すると発表しました。

【公式サイト】ZIP AIR Tokyo

　ZIPAIR Tokyo（以下、ZIPAIR）は、日本航空100％出資の子会社で、中長距離国際線を扱うLCC（格安航空会社）。5月14日に東京(成田)－バンコク(スワンナプーム)線を、7月1日に東京(成田)－ソウル(仁川)線をそれぞれ就航させる計画で準備が進められていましたが、新型コロナウィルスの感染拡大による影響により就航延期が決定されました。

　同社はプレスリリースで「ご期待いただいておりましたお客さまにはご迷惑をお掛けいたしますが、お客さまに喜んでいただける新たなエアラインとして、就航まで万全の準備を進めてまいります」とコメントしています。

　ZIPAIRではボーイング787-8型機2機が導入済みで、機体デザインや客室装備の発表も行われ、就航へ向けた訓練飛行も行われていました。

　新たな就航時期については未定で、確定次第あらためて発表されます。

ZIPAIR 訓練飛行 撮影場所：成田空港

ZIPAIR 概要

【社名】
株式会社ジップエア トーキョー (ZIP AIR Tokyo)

【本社所在地】
千葉県成田市三里塚字御料牧場1-1 成田空港第1ターミナル内

【路線・就航日（当初予定）】
東京(成田)－バンコク(スワンナプーム)　2020年5月14日から 1日1往復
東京(成田)－ソウル(仁川)　2020年7月1日から 1日1往復

【使用機材】
ボーイング787-8型機 2機（総座席数290席、ZIP Full-Flat18席／スタンダード272席 横列3-3-3席）

【設立】
2018年7月31日（準備会社）

【資本金】
90億円
出資者：日本航空株式会社（100%）